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執筆者の写真Macoron

幼稚園の劇発表会

そういえば、子供が幼稚園の頃、毎年、先生から連絡があっていました。劇発表会の役に

ついての相談・・・。

 

 それぞれのクラスで選んだ劇を発表するわけですが、物語にはお姫様、王子様がいれば、おじいさん、おばあさん、その他の役があって、すべて大事な役なんです。それぞれに役割があって成り立つのであって、全員がお姫様、王子様さまではお話が成立しないのです。

 

 我が子は男の子なのですが、おばあさんの役がいなくて、先生が困っていると我が子がやっていいいよといったそうで、「やってくれるといってくれていますがお願いしても大丈夫でしょうか?」


 「もちろん大丈夫ですよ。何の役でも幼稚園で決めていただいて大丈夫ですので。わざわざお電話いただいて、ありがとうございます。」


 先生方も大変です。気を遣いますね。お忙しい中、そんな電話をしないといけないのか・・・。


 何げにママ友にそのことを話ししたら、


 「先生達、大変みたいだよ~。毎日対応に追われているんだって・・・・。」


 「え・・・何それ・・・。」


 何の役でもいいような気がしますが、やはり主役は希望が多く、争奪戦なのだそうです。


 劇発表会当日、おじいさん、おばあさんが登場!


 手を繋いで男の子2人で出てきた時の会場の大爆笑。


 もちろん我が子は、張り切っておばあさん役。今でもよく覚えています。本人が一番楽しんでやっているのがまた笑えましたね。


 お姫様じゃなくても、王子様じゃなくても、いただいた役を一生懸命頑張って、みんなと最高の劇を作ることができたこと、幼くても困っている先生を助けてあげようと思ったこと、子供から学ばせてもらえたなあと思った出来事でした。

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